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札幌市月寒エリアの特徴

　札幌市豊平区の月寒エリアは札幌市の南東部に位置し、月寒中央、月寒東、月寒西に分かれています。令和元年10月には大型商業施設のブランチ札幌月寒が開業、令和3年4月には日本医療大学月寒本キャンパスが開学しており、日本医療大学病院も併設されています。他に、学校法人八紘学園北海道農業専門学校、北海道中央調理技術専門学校、札幌南税務署、ハローワーク札幌東などがあります。

　エリア内には主要道の国道36号線、西岡白石藻岩通、東北通、北野通が通っています。平成6年に地下鉄東豊線が豊水すすきの駅から福住駅まで延伸され、月寒中央駅が開通しました。地下鉄月寒中央駅から地下鉄大通駅までの所要時間は約10分です。バスの便も充実しており月寒中央駅前からは北野方面、西岡方面、美しが丘方面、北広島方面などへアクセスが可能です。

　明治4年に岩手県からの入植によって開拓されたことが始まりです。現在の北広島市の一部を含むエリアまでが月寒村と呼ばれ、月寒はその中心にありました。当時はアイヌ語のチ・キサ・プやチ・ケシ・サプの発音がなまって「つきさっぷ」と呼ばれていましたが、昭和18年に「つきさむ」に変更されました。明治44年に現在の地下鉄月寒中央駅から地下鉄南平岸駅まで移動できるように建設された道路は、当時陸軍兵士があんパン（現在の月寒あんぱん）を食べながら工事していたため、アンパン道路と呼ばれています。

　月寒神社、八紘学園花菖蒲園、つきさっぷ郷土資料館、豊平区体育館、通年型スケートリンク、テニスコートのある月寒体育館、ラグビー場、弓道、アーチェリーができる月寒屋外競技場、カーリング教室、ヨガ教室があるどうぎんカーリングスタジアムがあります。他に、野球場、テニスコート、休憩スペースのある施設があり、遊具などがある多目的広場、散策コースのある月寒公園、つきさっぷ中央公園、野球場のある吉田川公園、少年野球場のある平和公園などの公園が多くあります。