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札幌市西区の特徴

　札幌市西区は南区に次いで2番目に面積の広い区となっており、西部には自然環境が多く残されています。発寒、西町地区には工業団地や工場が多くあり、宮の沢、琴似地区は商業施設が多く 昭和51年に地下鉄東西線が開通し、平成11年には地下鉄東西線が琴似駅から宮の沢駅へ延伸されました。他の地区は住宅も多く工業、商業、住宅などがバランスよく発展しています。

　鉄道はJR函館本線、JR札沼線（学園都市線）、地下鉄東西線が通っており、札樽自動車道や道央自動車道の高速道路や北1条通、国道5号線、新川通などの幹線道路も多く交通アクセスもよい地域です。

　西区は明治8年から9年頃にかけて現在の琴似本通沿い、稲荷線沿いに宮城県の仙台亘理（わたり）藩、青森県の斗南藩、山形県の庄内藩の人たちがそれぞれ入植し屯田兵村を造ったのが始まりです。琴似には屯田兵の中隊本部や屯田兵屋がありました。明治20年頃までに西野、平和、福井などのエリアに広島県や福井県の人たちが入植し農業用水路を完成させ、有数の米作地帯となりました。昭和30年に琴似町が札幌市と合併し、人口増加に伴い農地が住宅地に様変わりしました。

　西区で初めての総合公園でバーベキューができる炊事広場、サッカーができる球技広場、滑り台などの遊具がある子供の遊び広場がある五天山公園、自然林による散策路や展望台のある宮丘公園、交通ルールを学びながら自転車の練習ができる交通コーナーなどの個性的な施設がある農試公園などの大きな公園も多く、西部には広大な自然が広がっています。市内の中心部からも見ることができる三角山（標高311ｍ）は様々な種類の植物やシマリスなどの小動物を見ることができ、手軽に登れる山として親しまれています。

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