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札幌市札幌駅東口エリアの特徴

　札幌市中央区のJR札幌駅東口エリアには、2030年以降には北海道 新幹線札幌駅の東改札口（北5条東1丁目）が設置される予定となっており、札幌駅から東京駅まで約4時間30分の運行を目指しています。JR札幌駅の工事に伴い2022年9月末に全店が休業した商業施設のパセオは2025年から2028年にかけて段階的に開業予定となっています。

　2023年8月末に閉館予定の札幌エスタ跡地にはホテルやオフィスビルが入った地上43階地下4階建てのビルが2029年に開業予定となっており、1階には新しいバスターミナルも建設されます。札幌エスタの跡地に建てられたビルと北5東1エリアを結ぶ創成川横断デッキ（創成川の上を横断する歩道）の計画もあります。

　札幌西武跡地には地上35階建てと10階建ての複合ビル2棟が建設され地下には歩行者用の通路の建設も予定されています。また、札幌卸センターの跡地（北6東2・東3）には2025年4月開業予定の社会医療法人社団カレスサッポロカレス記念病院、マンションやホテルの建設予定があり大規模な再開発が進められています。

　新しく建設予定のバスターミナルはJR札幌駅周辺に分散している路線バス乗り場を集約し、路線バスエリアと都市間バスエリアを分けることで利便性の向上が期待されています。また、運行状況がわかる電光掲示板の設置や待合室の設置も計画されています。

　創成川通、道央自動車道の札幌北インターチェンジ出入り口付近の渋滞緩和のため札幌都心アクセス道路の建設が計画され創成川公園の延伸も検討されており、JR札幌南口駅前広場から創成川通までみどりと憩いの空間（スカイガーデンと歩道沿いの緑化）の整備も計画されています。