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札幌市中央区札幌駅南口エリアの特徴

　札幌市中央区の札幌駅南口エリアは大丸札幌、シネマフロンティア、札幌ステラプレイス、JRタワー、エスタ、ビッグカメラ札幌、東急百貨店などの大規模な商業施設やJRホテル日航札幌ホテルや京王プラザホテル、センチュリーロイヤルホテルなどのホテルも多く立地しています。また、オフィスビルも立ち並び、タワーマンションのラ・トゥール札幌伊藤ガーデンも札幌駅より徒歩約5分ほどの所にあります。

　JR札幌駅より小樽駅へは快速エアポートで約34分、新千歳空港駅へは快速エアポートで約40分、苫小牧駅へは特急で約50分、旭川駅へは特急で約1時間30分、釧路駅へは特急で約4時間30分、函館駅へは特急で約4時間です。

　JR札幌駅にあるバスターミナルは札幌市と道内の主要都市を結ぶ都市間高速バス路線や市内の各所を結ぶ路線が数多く発着しています。また、バスターミナル以外にも大通東1丁目、南1条東1丁目にも都市間バスや市内路線バスの発着地があり、1日平均約20万人の利用があります。

　北5条手稲通、札幌駅前通、創成川通の幹線道路も通っており、道央自動車道の札幌北インターチェンジまでの所要時間は約15分となっており、交通アクセスに恵まれています。

　2003年にJRタワーが完成し、南口広場が整備されました。2011年には札幌駅から大通駅までの地下歩行空間も完成しました。2030年以降の北海道 新幹線の札幌延伸を見越した再開発も進められています。

　札幌駅南口エリアにある北海道大学の植物園は札幌駅から徒歩約10分の所にあり、1886年に開園しました。国内初の近代植物園として作られたもので、日本で2番目に古い植物園です。高山植物や紅葉を楽しむことができます。

　開拓使によってつくられた大学博物館が手狭になったため、1882年に植物園の敷地に新しい博物館が建設されました。考古学資料や鳥類の標本、アイヌ文化の資料が研究資源として保管されています。また、南極観測で活躍したカラフト犬のタロのはく製も見ることができ、SDGsへの取り組みも行われています。1989年には博物館の本館が国の重要文化財に登録されました。北海道大学における教育活動の重要な役割を担っており、遠足や研修などで利用することができます。一般にも開放されており、30分～90分の見学コースがあります。他に重要文化財の北海道庁旧本庁舎（赤れんが庁舎）などもあります。