サービスエリア

石狩市の特徴

　札幌市の北側に位置し、西側一帯は石狩湾に接しています。札幌市北区に隣接している地域は札幌市のベッドタウンとして住宅街が広がっています。石狩湾新港と工業団地が建設され急速に発展しました。石狩湾新港は国際的な文化・経済・貿易の拠点として期待されています。

　石狩市へは最寄り駅の地下鉄南北線麻生駅からバスで約30分、JR手稲駅から約30分です。札幌市中心部からでもバスで約50分です。札樽自動車道の札幌北インターチェンジから車で約30分です。札幌市北区から留萌市に伸びる国道231号線（石狩国道）が通っています。

　市の名前の石狩は先住民であるアイヌ民族の言葉で石狩川を指すイシカラペツ（曲がりくねった川）に由来しています。明治時代に愛知県、石川県、高知県から移住者が入り花畔（ばんなぐろ）村、生振（おやふる）村、樽川（たるかわ）村が開拓され畑作や酪農が行われました。昭和初期には花畔村の農民が水田の開拓に力を注ぎ、戦後には大規模な造田工事が行われ水田地帯となりました。平成8年9月1日に市制が施行され石狩町は石狩市となり、平成17年10月に石狩市・厚田村・浜益村が合併して新しい石狩市が誕生しました。

　石狩市は北海道を代表する郷土料理「石狩鍋」発祥の地で海産物の水揚げや野菜の栽培が盛んです。日本海、石狩川など豊かな自然に恵まれた町で札幌市から車で約40分にある石狩浜海水浴場（あそびーち石狩）は、札幌からも多くの海水浴客が訪れ道内で人気の海水浴場です。7月から8月にかけてサクランボ狩りが楽しめる果樹園、8月の毎週日曜日にミニトマトの収穫体験ができる農園などあり広く親しまれています。毎年鮭が旬な秋に行われる浜益ふるさと祭り、石狩さけまつり、厚田ふるさとあきあじまつりは石狩市三大秋祭りとして有名です。石狩川河口にあるマクンベツ湿原、日本海と石狩川の交わる位置にあるはまなすの丘公園、春には満開の桜が楽しめる戸田記念墓地公園などの公園があります。