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札幌市清田区の特徴

　札幌市清田区は札幌市の南東部に位置し、白石区、厚別区、豊平区、南区、北広島市に隣接しています。豊平区からの分区によってできた最も新しい区で、10区の中で4番目広い区です。南側部分の約3分の2が丘陵地、残る北側部分は大規模開発によって計画的に整備された市街地となっています。

　バスの交通網が充実しており、バスからの乗り継ぎでJR函館本線新札幌駅、市営地下鉄東豊線福住駅、市営地下鉄東西線南郷18丁駅、大谷地駅などが利用できます。区民の自動車の保有台数が多くマイカーの利用が多いことが伺えます。国道36号、羊ヶ丘通、厚別中央通、北野通、厚別滝野公園通などの主要道や道央自動車道も通っています。

　清田区の中心部はもともと厚別（あしりべつ）と呼ばれていましたが、昭和19年に美しい清らかな水田が広がっていることから清田と改称されました。昭和30年頃までは厚別川の周辺では水田地帯が広がり、小高い丘にはリンゴ栽培などの農村地帯でした。昭和36年に札幌市と合併し、清田団地、八望台団地、北野団地、真栄団地などの団地が次々と造られ、農村地帯から住宅地へと様変わりしました。平成9年に豊平区から分区し清田区となりました。

　区内にある白旗山都市環境林は自然にふれることのできる自然観察の森、札幌ふれあいの森、自然探勝の森、天然芝のサッカー場やロ－ラースキーや歩くスキーコースのある白旗山競技場があります。また、白旗山競技場では木工教室、陶芸教室も行われています。平岡公園、清田緑地、清田公園、清田西公園、清田南公園、北野たかくら緑地、里塚緑ヶ丘公園、ハイテクヒル真栄緑地などの公園が数多くあります。札幌国際大学・短期大学部・大学院や日本医療大学真栄キャンパスも開学しています。市営霊園の里塚霊園もあります。