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札幌市豊平区の特徴

　札幌市豊平区は札幌市の南東部に位置し、北は東北通で白石区、西は豊平川を隔てて中央区、南西部は丘陵地で南区、東は清田区と接しています。閑静な住宅街が広がっているのが特徴で、区の半分は丘陵地や山林などの自然が占めています。

　区内には、札幌市営地下鉄東豊線と南北線の2本が通っています。豊平区内にある東豊線を通過する駅は、学園前駅・豊平公園駅・美園駅・月寒中央駅・福住駅の5駅です。南北線は、中の島駅・平岸駅・南平岸駅の3駅となっており、札幌市内の中心街・繁華街などにもすぐにアクセスできます。

　かつてはリンゴ栽培などが盛んな地域でしたが、昭和に入り宅地化が進みました。2001年に北海道日本ハムファイターズの本拠地として知られている札幌ドームが羊ケ丘に誕生。2012年には公共施設としては全国初の通年型カーリング専用施設であるどうぎんカーリングスタジアムもオープンしました。また区内には旧林業試験場北海道支場の跡地につくられた豊平公園、明治末期に歩兵隊の小演習場として利用されていたという月寒公園といった大きな公園もあり、区民はもちろん、市民にとっても楽しめる場所となっています。